オオ〜ッ!
こんな町道場に興味を示すファイターがいるとは…!?

 プロレス界にメジャーとインディがあるように、ゲームの世界にも華やかな大手ソフトハウスに対抗するインディペンデントが存在している。早い話、新日本プロレスリングは日本プロレス界の超メジャー団体だが、新日本プログラミングはゲーム業界にも属していない超マイナーなバガボンドである。

 しかし、プログラムに対する夢とロマンにメジャーもマイナーもあるわけがない。いや、マイナーであればこそ未来に対する夢もロマンも大きいといえる。何よりも、そこには自由奔放な創造の喜びと、アイデアを具象化できる楽しみがある。

 ということで、当道場では Visual Basic で楽しくゲームを作るためのテクニックやノウハウを、一般ユーザーに向けて地道に解説していきたい。ただし、最近では「ゲームといえば本格3D表示が当然」のような風潮があるが、当道場ではオーソドックスな2D表示によるゲームをターゲットとしている。

 なぜなら、ビジュアルに凝ろうとすればするほど、ゲームの本質であるアイデアや面白さを見失ってしまうからだ。ましてや、一般ユーザーが「ゲーム制作を楽しむ」となれば、2Dの世界で思う存分に自己表現をできるかどうかにかかっている。映画みたいなゲームは、豊富な資金と人材を擁するソフトハウスに任せておけばいい。ここは、純粋に創作を楽しむためのインディペンデント・ワールドである……。

※ 当道場のリング: Visual Basic 5.0 以降

1

プログラムを作成する場所

2

文字フォントのサイズ管理

3

データと論理演算

4

ピクチャボックス(PictureBox)コントロール

5

素材グラフィックスの作成

6

外部グラフィックスからピクチャボックスへ

7

画像ファイルロードの周辺知識

8

ピクチャー転送の定番API

9

さっそうと重ね合わせ処理

10

フォームの管理

11

TextBoxとフォーカス

12

配列へのデータセット

13

ビットマップのダミーアクセス

14

文字列表示で再帰コール

15

8方向へ自由自在

16

マウスカーソルの強制移動

17

コマンドボタンのグラフィック化

18

ファイル属性のチェックと変更

19

デバッグ時の変数チェック