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[その102] 更新日:2026年7月13日


ようこそ

新日本プログラミング

人目の訪問者 殿

◆◆◆ ご挨拶 ◆◆◆

 本日のご来場、まことにありがとうございます。毎年のことですが、春は荒れた畑地の耕作とタケノコ地獄に追われて、ひたすら忙しく過ぎて行きます。そうして…無我の境地で右往左往しているうちに、今度は元気あふれる雑草と格闘する季節がやって来るのです。その合間を縫うように、道楽ともいえるモノ作りやトレーニングをしながら、大好きな「うたた寝」をしているのでした。

 トレーニングといえば、先日(6月17日)のことです。いつものように柳瀬川の土手をテレコテレコと走っていると、反対側から3歳くらいの男の子がかわいい自転車で…と思ったら、土手際でヨロけてそのまま転げ落ちてしまいました。自転車の下敷きで腹這い状態になってからコンマ数秒。ワンテンポ遅れて、大きな声で…ウェ〜ン!

 ここで見て見ぬフリはできません。すぐに近寄り背中の自転車を両手で抱え上げながら声をかけたところ、大きな泣き声はピタリと止んで脱兎の如く土手の上に駆け上がって行ったのです。痛かったことより、想定外の救いの手に泣くことを忘れるほどビックリしたのでしょう。

 そこにゆっくりと歩いて来た若いお母さん。一部始終を見ていたはずなのに、少しもあわてることなく「どうもすみませ〜ん」と平然とその場を通り過ぎて行きました。ケガはないかと心配する見知らぬオジさんを尻目に、悠々閑々…落ち着き払っていました。母は強し…です。

 そんな見知らぬオジさんも、その翌日には打って変わって別の見知らぬオジさんから「大丈夫ですか?」と声をかけられたりもします。例によって、全力でゴール後にしゃがみ込んでいただけなのですが、心臓発作の行き倒れに見えたのかもしれません(←これまでにも何度か)。恥ずかしいとは思いつつも、精神一到のラストスパートに明日の雄姿を夢見てしまうのでした。

 すべては時の流れに順応できない脳内思考に問題があるのですが、自動車の進化にも対応しきれずに驚かされることがあります。いちおうは古いながらも三級整備士の資格を持ち、元自動車部員という経歴があれば、たいていのことは理論的に対処できるものです。もちろん、現在の整備や修理などは完全に別次元ですが、運転操作は今も昔も基本的に変わりありません。

 ということで、自動車部のフィギュア競技(←狭いコースをクリアする自動車部独自のレース)を合宿をしてまで練習した人間(←それも日本一ですゾ!)にとって、車庫入れや切り返しながらの幅寄せなど「お手のもの」なのです。むしろ、面白いとさえ感じてしまうことも…。

 その日も、自宅マンションの駐車スペース前に大きめの工事車両が止まっていました。目測ではキビしそうな車庫入れでしたが、何回か切り返すつもりで躊躇なく車を移動し始めたのです。そこまでは、よくあることだったのですが、途中で幅寄せが許されなくなってしまったのです。

 それは、最近の車に採用されているクリアランス・センサーの判断でした。要は、そのまま動くと衝突するという場合に、強制的にブレーキがかかる仕組みのことです。これがタイヤの向きを考慮していないらしく、右後方で強制ストップした瞬間に右前方もセンサーの守備範囲内となり、前進も後退もダメという奇妙な立ち位置になってしまったのです。

 まさに立ち往生で、これにはアセりました。奥で待機している車がいるのに、通路をふさいだ状態で前にも後ろにも動けないのです。センサーを解除する方法…そんなもの存在するかどうかもわかりません。思わず出ました「♪にっちもさっちもどうにもブルドッグ♪」って、知る人ぞ知る意味不明の昭和の歌…。

 最終的には、ハンドルを大きく動かしながらアクセルをふかしたことで脱出できたのですが、われながら醜態でした。最新のセンサー技術でアタフタと動揺し、脳裏に浮かんだのが1977年に発売されたフォーリーブスの『ブルドッグ』とは…昭和の時代には思いもよらなかったことです。


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