■ ご挨拶:第97回(2024年5月14日)■

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 本日のご来場、まことにありがとうございます。いろいろな文明の利器によって、世の中は日進月歩で便利になっていきます。それを事実として認めた上で、昭和時代のまったりしたノンビリ感が懐かしい…というより、逆に魅力的に感じることも少なくありません。

 昨年末に、3Gのガラケーがサービス終了になることから、止むを得ずに格安の1円スマホに乗り換えました。そもそも文化としてのSNSには興味がなく、携帯は≪無線電話+メール機能≫で少しも不便を感じていなかったのですが、時代がそれを許してくれなかったのです。こんなところにも、客観的な年齢を自覚してしまいます。

 もちろん、スマホを使いこなさないと職場や社会から遊離してしまう世代では、否応なしに流れに乗るしかないでしょう。ただ、大学に入るまで電話のない家庭で育った古い人間には、それが窮屈に感じられてしまうのです。元来「自由で気ままな時間」とは、通常の人間関係が遮断された孤独な空間にこそあるからです。

 子供のころ(←昭和30年代)…暗くて静かな夜は大人も子供も基本的には寝る時間です。仕事や他人とのコミュニケーションは、明るい昼間に限定するのが共通認識だったのです。それだけに、日中の喧騒は現在では考えられないほどエネルギッシュです。

 例えば、町の映画館では上映開始直前に大きなベルが鳴り響き、路線バスの出発車庫でもベルで発車を周囲に知らせます。汽車に至っては、ベルの後にポォーッと長い汽笛を鳴らし、まるで動き出した列車への飛び乗りを促しているかのようです。ベルを鳴らすことは、ある種「繁華街における賑わいの演出」だったのかもしれません。

 さらに、個人情報保護という規定や概念もなく、雑誌には住所氏名が記載された文通欄があり、著名人の自宅も隠すことなく公開されています。一般家庭では、夜以外は玄関も廊下も開けっ放しが当たり前。そんなアナログでユルユルのノ〜ンビリした世界…それが私の中の昭和です。

 …で、令和時代の自分はというと、常時不携帯の携帯には「電話もメールも滅多にない、たまに来るのはお知らせメール」という状況です。かつての忙しかった不夜城に灯はなく、早寝早起き+うたた寝ありで、いつも元気に野良仕事…ア〜コリャコリャ。これではまるで一人昭和そのものじゃありませんか…ネェ。

 それはそうと、前回の運転免許更新から3年が経過したので、またしても講習を受ける時期となりました。今回からは、75歳以上になるということで後期高齢者講習の前に、まずは認知症の検査から受けなければなりません。

 面倒…と思いつつ、実は同年齢の友人2人が軽度のアルツハイマーと診断されたこともあり、これは必要不可欠な検査であると思い知らされたりもしています。とはいえ、頭のほうは5〜6名の受験者の中では断トツのトップで検査を終了しました。うれしくもありませんけど…。

 別の日、前回とは異なる自動車教習所で行われた後期高齢者講習では、長いビデオを見せられてから簡単な実技テストです。これまた、難なく終えて若い教官から「お上手です」との評価です。内心は「オイオイ、こちとら自動車部出身で22歳でフル免許となった上に…」ですが、素直に「ありがとうございました」と労をねぎらいます。

 これでも、いちおうは知っているのです。世間には、経歴自慢、過去自慢、知識自慢、知り合い自慢、肩書き自慢、所有品自慢…等々、自慢話大好きのご老人がいっぱいいることを。すべからく「大切なのは自慢よりも活用」です。ここは、黙して語らず「無事故・無違反」を目指すだけ。そのためには、何はさて置き身体が衰えないようトレーニングあるのみ…ですネッ!



〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2024.12.24)〜〜〜〜

 いくらトレーニングを継続していても、いつまでも進化し続けるものではない…ということを、最近とみに気づかされている。走るスピードは遅くなるばかりだし、持久力、ジャンプ力も衰える一方なのだ。しかも、頭で描くイメージと身体の動きが一致しない…ア〜ア。

 それを具体的に…と語りだすと、話が別方向に行きそうなのでここでは触れないでおこう。文章のみならず、性格的に思いつくままに行動してしまうタイプなので、気がつけば右往左往して収拾がつかなくなってしまうことが少なくないのだ。ということで、野良仕事にズームイン!

 内容としては、畑関連の農作業、通路などの土木工事、樹木の剪定、左官業(マネごと)、大工仕事(マネごと)、ペンキ塗り…等々、主に屋外での肉体労働を指している。当然のことながら、こうして文章を書いたり資料作成といった屋内ワークもあるから、ヒマな時間はゼロ。そこに定番ともいえるトレーニングが加わる…となれば、脳内がコリャコリャしても不思議ではない。

 そんな日常生活はさておき、野良仕事でベースになる資材といえば何といっても砕石だ。砕石なくして外構工事は成り立たないほど。そこで、常に大量(←もちろん個人レベルで)に確保しておくため、10年ほど前に廃材の大谷石を活用して専用の砕石置き場を造成した。

 以来、小型ダンプに満載したおよそ2.5リュウベ(立法メートル)の砕石を、年に数回は購入し続けている。その数、これまでに少なくとも20回以上。相当な量だが、使い始めるとすぐになくなってしまう。それほどの必需品なのだ。

 そのまま砕石として利用することが多いが、用途によっては「ふるい」にかけて大小使い分けることもある。運び出すのは、もちろんバケツではなくネコ(一輪車)だ。力仕事であると同時に、軽い筋トレになるので苦痛ではない。

 砕石に次いで…というより同様に必需品となっているのが砂とセメントだ。こちらは定番のホームセンターで購入して、こまめに自分で運び入れる。砂(20kg入り)とセメント(25kg入り)を合わせて、概ね10袋前後。全荷重が車軸の後ろにかかるので、ショックアブソーバーがオイル漏れを起こさないよういつも気を遣う。

 そこから先は、丁寧に混ぜ合わせてコネるだけ。これまた筋トレの一環なので苦ではないが、時間がかかるのは石を組んで固定する造形作業のほうだ。何のノウハウもない素人なので、石が崩れ落ちたり失敗は日常茶飯事。それでも、練ったモルタルを使い切るまでは止めるわけにはいかない…。

 夏だろうが冬だろうが、こんな土木工事を≪終わる日を夢見て≫延々とやっているのだ。すべてが完成して終わってしまったら、意気消沈して一気に動けなくなってしまうかもしれない。どんなに忙しくても、どこかへ向かってひたすら歩み続ける。そんな人生でありたい…ネッ!


〜〜〜〜 さらに一言ご挨拶(2026.2.25)〜〜〜〜

 砕石置き場を囲っているいる廃材の大谷石。実はこれ、元々は宇都宮にあった両親の家の塀として使われていたものだ。かつては地場産業として重宝された大谷石だが、掘りつくしたこともあって現在では高価な石材になってしまった。

 それを知った以上、家の処分に合わせて石塀を解体廃棄するのは「もったいない!」と考えるのは当然の心情だ。ということで、タガネを使って丁寧に分離して…70kgほどの大谷石を両手で抱きかかえて、愛車に載せてこの地へ運んだのであった。無理がたたってショック(アブソーバー)がオイル漏れを起こしたりしたけど、70本ほどすべてが有効に活用されたのである。

 ところで、使用量からすると砕石と同じくらいにモルタル用の砂を使っているのに、こちらのほうはすべて市販の20kg入り袋で購入している。なぜ砂置き場を造らなかったのか?

 表向きの理由は、雨で流れ出たり落ち葉などのゴミが混じってしまうから…だけど、実は本音は別のところにあったりする。砂場があれば、すなわち「猫のトイレ」になってしまうということ。畑でも日ごろから悩まされているのだが、とにかくフカフカ・サラサラの地面があれば「猫さんどうぞご自由に」と同じ意味になるのだ。

 とはいえ、あまり大上段に構えると「地域のペット問題」に発展しかねないので、とりあえずは猫がイヤがる高周波発生装置をアチコチに置いたり、見つけたら「シッシッ!」と追い払って学習させる程度しかできない。そもそも猫好きの人と争いたいわけではないし、単純に砂置き場は無理と諦めていたに過ぎない。

 ただ、諸物価高騰の影響で砂も値上がりが続いているし、毎月500kg前後の砂を袋単位で何度も自家用車で運搬するのはあまりにも効率が悪い。ホームセンターへ行く時間、積み込み〜荷下ろしに費やす時間、すべてが人生の貴重な時間を消費しているのだ。ということで、改めて「どうにかならないものか?」と無い知恵を絞りに絞って考えてみたのであった。そして…。

 廃材のブロックは、これまで自宅の小さな庭で花壇の仕切りとして使用していたもの。両方で花壇は楽しめないので、それを解体して再利用することにしたのだ。ただ、いくら形状的に再利用可能でも染みついた汚れは取れない。

 そこで、汚れ隠しの意味も込めて、すべてのブロックをペイントすることにした。面倒な作業だけど、見た目も頑丈でキレイに見える…でしょ。これで、いちおうスペースとしての砂置き場は完成したことになるのだが、肝心の猫対策は手つかず状態。したがって、まだダンプで砂を搬入するには至らない。

 もっとも、それを解決する方法を思いついていたからこそ作業を進めたのであって、見切り発車をしたわけではない。果たして、無い知恵を絞ったアイデアとは…?

 結局は力業(ちからわざ)になってしまうのだが、上部をトラックシートで全面的に被うという単純なもの。ただし、それをゴムロープで固定するためには、金属フックを予めブロックの合間に埋め込んでおかなければならない。このあたり、全体像を考えてから個々の作業を進めるというプロセスが、いかにもプログラミング的で微妙に懐かしさを覚えたのであった。

 最終的には、砂の流出防止と猫の侵入防止を兼ねた仕切り板を設け、またトラックシートの下には凹み防止のための板を渡し、シート上に雨水が溜まらないようにしている。といっても、雨水によるシートの凹みは見通しが甘く、何度か修正を余儀なくされている。プログラミング用語では、こういうのを「バグ」というのでありマス…ア〜ア。