〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2020.6.30)〜〜〜〜
昔…というほどではないが、この『ご挨拶集』(第64回)でわが愛車の走行距離が200,000kmを超えたという話をしたんだけど、おそらくは誰の記憶にも残っていないと思う。そりゃそうだヨね。他人の車の走行距離なんて実にどうでもいいことなんだから…。
あれから6年半。17年目に突入した「かつての新車」の走行距離が、この4月に300,000kmとなったのだ。どうでもいいと知りつつ、やっぱり何となくうれしくて記念撮影!
自動車部時代…車のオイルは真っ黒が当たり前だった。オイルは減ったら補充するだけ。それが一転して半年毎のオイル交換、1年毎のフィルター交換、さらには毎週の洗車…と手をかけるようになったのは、心底から「お気に入り」だったから。可能な限り大切に乗りたかったのだ。
そんな気持ちが車にも伝わったのか、これまでに交換したのはタイヤと通常バッテリーのみ。マフラーもブレーキディスクも購入時のままだし、不安があったハイブリッド用バッテリーも、衰えはあるものの気丈に頑張ってくれている。常識的には「奇跡に近い!」ような頑丈さだ。
もちろん、回生ブレーキを意識するなどハイブリッドの特性を活かす運転を心掛けているけど、こうなると限界を見極めるのが難しい。何しろ月間1,000km以上を走るだけでなく、木材や砂・ブロックといった建材を満載(←最大積載量750kgの範囲内)して運ぶのだ。どこかで悲鳴をあげるんじゃないかと、内心ではいつもヒヤヒヤしているのである。
大半のドライブは埼玉の自宅と栃木県にある先祖代々の田舎の往復(片道約125km)。時間にして概ね3時間半ほどだ。基本的に高速は使わないので、気晴らしに車のナンバーをチェックして楽しんでいる。
かつては番号を選ぶことができなかったけど、今はお金で望みの番号を手に入れられる時代。その割合がどれくらいかは知らないが、それらしい番号があれば勝手に購入の理由を想像してしまう。
【・・・1】:やっぱり何事も一番がいいのだろう。
【・777】:ギャンブル好きには最高の番号に違いない。
【・555】:きっと郷ひろみのファンだヨ。
【・123】:乗るたびに「ダァ〜ッ!」と叫ぶんだろうなァ…。
【・711】:アッ…誕生日が同じ所有者だ!
【2525】:いつもニコニコ…意外と多い。
【8888】:究極の末広がりとして人気があるらしい。
【1224】:毎日クリスマスイブの気分でいたいんだネ。
そんな中、忘れかけていた「これだッ!」というナンバーに出合った。次に新車にする機会があればぜひ選びたい…ということで信号待ちのチャンスにパチリ!
東大生は「素数かどうか」とか「全番号を用いた計算で10にする」といった楽しみ方をするそうだが、こちらは単純に九九で賢さチェックをしている。もちろん自分の頭ではなく、車の持ち主様の頭脳を一方的に評価するのだ。
例えば【7956】だったら、計算が「間違ってますヨ!」ということ。79なら次は63にしなければダメでしょ。それとも上位を78にしてもよいけど、このままだと「通りすがりに笑われますヨ」などと眠気防止にゴチャゴチャ騒いでいたら…。
同乗の家族から、何とも強烈なツッコミが入った。曰く「他人の車の番号より自分の車の番号を気にしたらどう?」だって。ゲゲッ…通りすがりに笑われる番号だった!