〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2015.6.17)〜〜〜〜
おそらく本文を読まれている方(当該書籍の関係者は除く)で、この番組を視聴した方はいないと思われるので、ちょっとだけ雰囲気を伝えておこう。
そもそも番組全体からすれば、ジョンさん自身も出資者を求める多数の企画者の一人として、活動状況などがほんの数分間放映されただけなのだ。その数分間の中のワンシーンにインタビュー映像があったのだが、当然のことながらジョンさんが精力的に動き回っているところから始まる。
インタビュー光景や資料を撮影するのは同行しているフランス人のカメラマン。もちろん、この動画を撮影しているのはテレビ番組制作会社のスタッフだが、二度目のインタビュー時にはカメラマンではなくその制作スタッフの方が来宅してインタビュー風景をビデオ撮影した。
その日は、ジョンさんと通訳、そして番組制作スタッフ二名(←とても楽しいご夫婦)にゲーム保存協会のジョゼフさん(←日本語堪能)…と、映像からはわからない人的背景があったのである。
あの過ぎ去った80年代の日本のゲームを振り返ることは、潔さを国民性とする日本人には発想し難いテーマだが、海外からの視点はまた異なるというところが興味深い。この書籍にしても、日本語版を出しても売れないだろう…と彼ら自身が理解をしているのだ。
しかも、当時の状況を本当によく調べて研究している。私の売れなかったゲームまで内容を知っているのだから、懐かしいと同時に恥ずかしさも込み上げてくるほど…。こんなことなら、もっと真剣にゲームを勉強してから作品化すべきだった…な〜んて今ごろになって気づいたのである。。。