■ ご挨拶:第48回(2007年9月20日)■

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 本日のご来場、まことにありがとうございます。春が過ぎ、暑い夏も過ぎ、虫の鳴き声が秋を感じさせる今日このごろです…が、こうした季節の話題は「のんびり更新」の新日本プログラミングには禁物です。言うまでもなく、アッという間に季節外れになってしまうからです。ところが、今回はこの9月を感じてもらわなければならない理由があるのです。

 実は、現時点であの偉大なるイチロー選手の記録と闘っている最中なのです。その記録とは、もちろん年間262本の最多安打。この262本という数字が、突如として私のチャレンジ精神に火を点けることになってしまったのでした。
 といっても、それは野球とは無縁のトレーニング(筋トレ+全力ジョギング)の回数。これまでの記録は一昨年の214本ですが、過去において200本を超えたことは2度しかなく、ましてや262本というのは気の遠くなるような数字です。
 それが、今年は何を血迷ったか「一年の計は元旦にあり」などと正月に頑張ってしまったものですから、つい新記録更新を…という流れになってしまったわけです。今日現在の回数は191本。このままのペースが保てれば決して不可能ではないものの、いつ何がキッカケでテンションが切れてしまうかもしれません。そんなわけで、非常にデリケートな日々を送っているのです。

 猪突猛進的な性格の者にとって、こういう状態で執筆活動をすることは困難というより不可能といえます。書きかけの新刊も、雑用に追われたこともあって中断したまま。もはや、年内の執筆再開すら夢のまた夢といった感じになってしまいました。
 たまに時間を見つけては書こうとするのですが、話の展開を思い出すために最初から読み直してばかり。マ、生きていればいつかは完成するでしょう。思い通りにならないのが人生ですから、こういう流れも神の思し召し…などと都合よく言い訳をしているのでした。


〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2018.12.20)〜〜〜〜

 イチロー選手が大リーグ年間最多安打(262本)を記録したのが2004年。来年(2019年)も現役続行ということだけど、やはり年齢による衰えは隠しようがない。だって人間だもの…。
 ちなみに私の年間トレーニング回数は、実行目標の多様化もあって今年は現時点で69本。この2年間は60本を割っていたので、回数的には「まずまず」といったところ。内容的には、筋トレ(腹筋〜腕立て)を10%増としたけど、走るスピードが年々衰えて…アァ情けない。あれもこれもと追いかければ、どこかにしわ寄せがくるってことだネ。だって走り込み不足だもの…。
 それにしても、いつかは再開したいと思い続けていた執筆活動が、この時点で不可能宣言をしていたことにはビックリ。10年以上も「書きたい気持ち」だけが継続していたということは、きっと次の10年も同じようなモチベーションでいるでしょう。だって願望だもの…。

 モチベーションといえば、かつて勤務していたカーメイトの技術部には試作の小物などを加工する工作室があった。ボール盤や電動糸ノコなどが揃っていて、模型工作好きにとっては憧れの部屋。いつかはほしい…作業エプロン姿が似合う専用の工作ルームが!
 ということで、旧家屋のリフォーム時に一畳ほどの小部屋を用意していたのだ。もっとも、普通に見れば建物の一角に組み込んだ小さな外物置。事実、これまでは雑然と物置として利用していたのだが、いろいろと工作物を作るうちに、やっぱり工作室がほしい…ということになった。
 狭いながらも楽しい工作室。廃材を使ったメインテーブルや古い掃除機を活用したサイクロン式の集塵機も備えて、夢に描いた専用ルームに仕上げたのであった。

 とにかく狭いので、下から上までたくさんの棚。何を置くかを考えながら、無い知恵を絞って「ああでもない…こうでもない」と妄想している時間もそれなりに楽しい。そして、これまた憧れのパーツ収納ケースを用意して、いろんな部品や部材を小分けできるようにした。

 かつては電動工具は高嶺の花だったが、今は電動ドライバーなど誰でも持っているし、ボール盤のような大き目の工具も安価な中華製がある。精度とか信頼性とか…そこに不満の声が聞こえないわけではないが、とりあえずDIYレベルでの目的は問題なく達成してくれるのだ。うれしいほど便利な時代ッ!
 モノを作ることはもちろん楽しい。しかし、こうしてモノを作るための環境を用意することも、これまた楽しい…ということで、このところ大した用もないのに工作室に入っては、工具や部品の配置をあちらこちらに動かして楽しんでいるのである。