■ ご挨拶:第41回(2004年9月14日)■

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 本日のご来場、まことにありがとうございます。大好きな暑い夏…。さらには、4年ぶりのオリンピックの感動と興奮。これが「趣味のトレーニング」を刺激しないわけがありません。なぜか無性に暴れたくなり、ますます真っ黒に日焼けしてしまいました。

 その甲斐あって、ここ数年6分を切れなかった1500m走が、今年は5分38秒まで復活したのであります。ちょっぴりうれしい気分になって、ついついマスターズ陸上の記録(55才〜)を調べてしまいました。ア〜ァ、見なければよかった…。

 さらに、野口みずき選手のアテネのタイムを1500mに換算したところ、なんと5分12秒ということがわかり、ますますヘコんだのであります。やはり、趣味は趣味として適度に満足しておくほうがよさそうです。

 そういえば、趣味というより楽しみでもあった愛読書の『週刊ゴング』ですが、とうとう読むのをやめてしまいました。

 誌面刷新はいいのですが、スーパースター不在のゴチャゴチャ試合が多くなった上に、どうでもいい編集部内の内輪ネタや袋とじ(←単なる女子レスラーのグラビア)まで登場するに至っては、もはや潮時と感じざるを得なかったのです。早く新しい楽しみを探さなければ…。

 そんなこんなで、自分勝手に浮かれたり…落ち込んだりしながら、今年も残すところ4ヶ月足らずとなってしまいました。年内完了を目指していた『パカイ・クエスト』も、もはやライフワーク的な存在。園木成康クンは、いったいどうなってしまうのでしょうねェ?



〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2023.5.25)〜〜〜〜

 1500m走のタイムで、改めて知らされる「時の流れの無情さヨ」という感じだけど、要は「走り込み不足」が最大の要因。1日24時間で1年365日という定めの中で、トレーニングに配分できる時間が少なくなれば、タイムが遅くなるのは自明の理…ということだ。ただただ情けない…。

 実は、この前年(2003年)から田舎(栃木県)にある実家の管理をすることになったのだが、そこは雑草に覆われて足を踏み入れることもできない荒れた状態だった。ウワ〜ッ!

 名も知らぬ雑草に覆われて広大そうだが、広さはたかだか450坪程度。平和な江戸時代は、武士としての仕事よりも小さな畑で自給自足の暮らしが主体だった…ようだ。

 そんなことを考えながら、とりあえず古い記憶を頼りに地目上は畑となっている入口付近まで草を刈る。目の前には、身長を超える草木のジャングルが広がっているけど、こんなときこそ「迷わず行けよ!」の精神だ。

 どれほどの時間と労力が必要なのか…なんて考えもしない。そんなヒマがあれば、手を動かして草を刈る。考えなくたって、な〜に行けばわかるさ。

 当初は、電動の草刈り機でスイスイ進めるかと思っていたのだが、ここまで育つと草木も強い。刈れずに機械が止まったり、刃にツルがからまったり…で、後半は大きな手鎌やスコップでの作業が多くなった。

 しかも、当時は寝泊りができる状況ではなかったので、別の基地から毎日通っていたのだ。大変といえば大変なのだが、荒れ地の変化を見るのが逆に面白かった。性格的にも、のめり込むタイプなので、たとえ雨が降っても円錐形の竹笠をかぶって作業をしていたほど…。

 こうして半年近くコツコツと汗を流した結果、本来のきれいな地表が顔を出した。その対価として失ったものが、すなわちトレーニングに向けていた時間だったのである。

 確かこのころだったと思う、近所のおじいさんがあまりの変化に驚いて「只者ではない!」と声をかけてきたのは…。

「イヤ、拙者決して怪しいものではござらぬ!」
「ウ〜ム…」

 そんな懐かしい会話も、すでに20年前の想い出話。どんどんと時は流れているのだ。ちなみに、こうして頑張ってきれいにした畑地も、翌年の夏には再び雑草ジャングルとなってしまう…ということは、この時点ではまったく知らないことであった。

 そして、そこから畑地との本格的な闘いがスタートしたのである。幼少時から存在していた畑への入口。これをどのようにして後世に残せばよいのだろう…?


〜〜〜〜 さらに一言ご挨拶(2026.2.25)〜〜〜〜

 雑草だらけの荒れ地を開墾して畑にしたといっても、一般的なイメージである野菜畑は全体の半分ほど。残りは果樹をメインとした樹木畑である。もちろん、それは昔から樹木エリアとなっていたわけではなく、日照や手入れの手間を考慮して自分で区分けしたものだ。

 樹木なので日々の手入れは楽なのだが、実は思っていた以上にどんどん大きく成長する…ということまでは想定していなかった。2017年に植えた例のエノキ(←第76回のご挨拶参照)にしても、すでに10m近い大木になりつつあるのだ。お花屋さんの亀井クンが持ってきた桜の苗木も、道路にはみ出すほど立派に育っている…。

 そんなことから、毎年少しずつ剪定をしていたのだが、とうとう本気で枝払いをしなければならない状況になってしまった。ただし、そのために予算を組んでプロの造園業者に依頼をするという考えはハナからない。貧民にそんなゆとりはないのだ。脚立を使って木に登り、枝から枝へと渡り歩きながら電動ノコギリで切り落とす。登れば気分も爽快…ヤッホーッ!

 こうして、遊び半分の気分で枝刈りすること数日。伸び放題だった樹木も、すっかりスッキリきれいに刈りあがったのであった。

 それはそれで一件落着なのだが、切り落とした枝が自然に消滅するわけではない。無造作に置かれた残骸の山が、見る見るうちに踏み入れられないほどに大きくなる。これまた、造園業者に処分を依頼をすれば楽チンなのだが、やはり貧民にそんなゆとりはない。

 他人任せにできない…ということは、すなわち自分でどうにかするということ。な〜に、金力はなくても筋力はある。これまでの野良仕事で、この程度の問題を解決する知力と経験値もある。ということで、迷うことなく次のステップへとコマを進めたのであった。 …≪次回へと続く≫…