〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2022.2.15)〜〜〜〜
姿を現した岩山の全貌。ただ、それが描いていたイメージと微妙に違って見えたのは、実はその重量感にあった。
設計図面どころか完成のイメージ図もないままに製作したため、最終的には想定以上にスリムな岩山となってしまったのだ。原因がわかれば、あとは修正加工に向けて動き出すだけ。もちろん、他にも「やりたいこと」が山積しているので、時間はかかる。
ということで、少しずつの手直しを繰り返すこと半年。スリムな下半身をふっくらと変身させ、首をかしげたマッターホルン…とまではいかないが、雪化粧をした岩山となったのであった。
これで土手のシンボルとなる岩山が完成したことになるわけだが、姿が見えるのは昼間だけ。夜は暗いから見えない。これでは、遊び心的にチトつまらない。
そこで、夜は夜なりに楽しめるよう、さらには多少の防犯効果も兼ねて、ソーラー仕様の電飾を取り付けることにした。
こうして、周囲が暗くなると自然にチカチカ…ピカピカ。期せずして円錐形の岩山が、季節を問わないクリスマツリーみたいに輝くこととなった。
人通りも少ない上に殺風景だった小道が、いつの間にやら楽しい散歩道になり、夕刻に出歩く近所のご老人たちの目の保養にもなっているみたい。
お陰で、作業中にも何かと声をかけられる。これをまた単細胞の人間は、ついつい褒められたものと勘違いして、単純に喜んでしまうのであった。
…で、次はどんな楽しみを提供しようかな? ますます忙しくなることなど忘れて、またしても新たな忙しさを求めてしまいそう。こういうのを「ドツボにはまる」というのだろう。ちなみに、ドツボとは汲み取りカメならぬ肥溜めのことだそうだ。