■ ご挨拶:第30回(2003年7月2日)■

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 本日のご来場、まことにありがとうございます。今回は、久々のビッグニュースがあります。なんと、オリジナル原稿としては5年8ヶ月ぶりとなる新刊が、ついに新紀元社より出版されたのであります!
 タイトルは、パソコンに愛を込めて『パソコンLOVE!』。従来の硬派なプログラミング路線ではなく、パソコンの動く仕組みをわかりやすく、それでいてシビアに内部を追究した入魂の一冊です。完全2色刷り(一部フルカラー)にもかかわらず、消費税抜きの価格が2,000円…と、版元も頑張ってくれました。

 正直なところ、学校の先生には≪パソコンの常識≫として、ぜひ読んで欲しいと思っています。もちろん、一般の方にも現代の常識として必須の内容。本書を読まずしてパソコンを語ることはできない…といっても過言ではないでしょう。
 そんなわけで、現在「工事中」となっているところには、いずれ本書にまつわるプレゼントやオリジナルのサイドストーリーが公開される予定です。次回の更新を、お楽しみに。そして、まずは『パソコンLOVE!』を読んでみてください…ネッ!


〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2022.2.15)〜〜〜〜

 姿を現した岩山の全貌。ただ、それが描いていたイメージと微妙に違って見えたのは、実はその重量感にあった。
 設計図面どころか完成のイメージ図もないままに製作したため、最終的には想定以上にスリムな岩山となってしまったのだ。原因がわかれば、あとは修正加工に向けて動き出すだけ。もちろん、他にも「やりたいこと」が山積しているので、時間はかかる。

 ということで、少しずつの手直しを繰り返すこと半年。スリムな下半身をふっくらと変身させ、首をかしげたマッターホルン…とまではいかないが、雪化粧をした岩山となったのであった。

 これで土手のシンボルとなる岩山が完成したことになるわけだが、姿が見えるのは昼間だけ。夜は暗いから見えない。これでは、遊び心的にチトつまらない。

 そこで、夜は夜なりに楽しめるよう、さらには多少の防犯効果も兼ねて、ソーラー仕様の電飾を取り付けることにした。

 こうして、周囲が暗くなると自然にチカチカ…ピカピカ。期せずして円錐形の岩山が、季節を問わないクリスマツリーみたいに輝くこととなった。

 人通りも少ない上に殺風景だった小道が、いつの間にやら楽しい散歩道になり、夕刻に出歩く近所のご老人たちの目の保養にもなっているみたい。
 お陰で、作業中にも何かと声をかけられる。これをまた単細胞の人間は、ついつい褒められたものと勘違いして、単純に喜んでしまうのであった。

 …で、次はどんな楽しみを提供しようかな? ますます忙しくなることなど忘れて、またしても新たな忙しさを求めてしまいそう。こういうのを「ドツボにはまる」というのだろう。ちなみに、ドツボとは汲み取りカメならぬ肥溜めのことだそうだ。