■ ご挨拶:第23回(1999年12月24日)■

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

 本日のご来場、まことにありがとうございます。そして、今回の更新を楽しみに再訪を繰り返されていた方、長らくお待たせいたしました。ようやく、ほんの形ばかりの変貌ですが、リニューアルすることができました。

 といっても、肝心の新日本プログラミングの活動エネルギーは相も変わらず不足したまま…。この平成の大不況下では、エネルギーの補給も一筋縄では参らないのが実情なのです。こうして僅かばかりの更新をするにも、半年以上もの辛抱が必要だったほどです。

 そんなわけで、オープンしたばかりの『Z80教室』は手つかずの荒れ放題。絵に描いたような学級崩壊…とは言わないでしょうが、それに近いものがあるのかもしれません。
 その一方で、新たな企画(?)も登場して新日本プログラミングは大混乱に陥りそうな雰囲気…となるはずだったのですが、エネルギー不足で次回持ち越しとなってしまいました。何はともあれ、これからも「新日本プログラミング情報」を暖かく見守ってくださるようお願い申し上げます。


〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2021.3.19)〜〜〜〜

 思わず「エッ、新たな企画って何?」なんて聞きたくなってしまったけど、たぶん新刊に関連したことなのかなァ…という低レベルなことに違いない。ただ、当時はいろいろと生活環境の変化もあって、もがき苦しんでいたのは事実。
 ただ、いつも思うのだが「もがいていると…もがいているのに慣れてしまう」ので、すぐにそれが普通と感じてしまうのだ。順応性があるのか、のん気なのか、アホなのか…そんな分析をするより、目の前にある「なすべきこと」をクリアするので手いっぱい。いわゆる単細胞人間なのかもしれないネ。

 そして今、ここで「なすべきこと」は博多人形ケースをイメージに沿って仕上げること。ベースとなる加工のほうは終わっているので、残りは背景用紙をきちんとセットして、独自の世界観を目に見える形にするだけ。簡単といえば超簡単な作業だ!

 味気ない博多人形の世界が、自然たっぷりの秘密の空間に一変し、たくさんの妖精たちに囲まれ祝福を受けている…ような気がするでしょ。このゴチャゴチャ感は私の脳内構造そのもの。それがどう評価されようと、そんなことは知ったことではない。
 こんなシチュエーションで、こんなふうに照れくさそうに一輪のお花を渡そうとする。エッ、それよりダイヤモンドの指環がいいだって? それを言っちゃァ…オシマイよ。現代の世の中では無理かもしれないけど、美学というのは人の気持ち。理解できるかできないか、それは個々のセンスの問題だ。

 このゴチャゴチャには、見えないところにもいろいろなキャラクタたちが隠れている。それを探し出すのもゲストの楽しみ。といっても、写真では「見えないところは見えないまま」なので、奥に潜んでいる隠れキャラを紹介しよう。

 とりあえず、これで博多人形の加工は完了。一件落着となった…かと思いきや、ケースの上部がガラスのままでは秘密の空間にふさわしくない。ゲストの目線では、ガラスを通して夕焼け用の用紙が丸見えになってしまうからだ。
 ではどうするか。ケースの上側をカバーする何かを考えるしかないのだが、実はこちらのほうが先に考えられていた。だからこそ、BGMを流すためのスピーカーを背面に取り付けていたのだ。

 天板の上には、いったいどんな世界がイメージされていたのだろうか。これも一種のアイデアの連鎖なのだが、いつも何かを考えると別の何かが思い浮かんでくる。そして、私の忙しさは終わることなく膨らんでいくのであった。ア〜ァ…忙しい。。。