〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2020.11.12)〜〜〜〜
とりあえず、20年以上前の自作ゲームについては触れたくないのでパス。そんなことより、不思議の森からアリスはどこへ行ったのか…想像がついただろうか?
そこは、なんと海の上。烏山城の地底深くには海が広がっていたのだ。しかも、この海…レインボーのように色が変化し、波をあしらった羽毛がファンで動いている…という凝った設計だったのに、実際には気づかれないほどの微動しかしていない。ウ〜ム、チト残念!
そこで、新たに取り入れたのが『ピノキオ』に登場するジミニー・クリケット(こおろぎ)の乗ったいかだを動かすこと。こちらのほうはモーターで上下動をさせるのだが、音がうるさいので専用スイッチでオン/オフできるようにした。
とはいえ、こういう展示物に手動でオン/オフというのはよくなかったかもしれない。しかも、目立たないようにとスイッチを藪の中に隠し込んだので、常に私が付き添わねばならなくなってしまった。アイデア負けかナ?
そんな海から岩場を経て海岸を抜けると、いよいよハートの女王のいるラビリンス(迷宮)の入口が見えてくる。こんなところでも「おばけキャンドル」が道案内をするふりをして、こっそり待ち伏せをしているから、油断は大敵だ。
かと思えば、陽気に『三匹の子豚』の長男がフルートを吹いて踊っていたりする。つられて踊り出さないよう気を引き締めながら、いざ最後のラビリンスへ…。
ラビリンスの中では、もちろんハートの女王やトランプ兵が追いかけ回す。例のウサギがラッパを吹いて、逃げるアリスを応援しているつもりなのか、それとも混乱に輪をかけているのか、まるでドタバタ運動会のような異様な光景が繰り広げられるのであった。
急げアリス。あの角を曲がって出口のドアノブまで行けば…その先はやさしいお母さんが待っている現実の世界。急げアリス、ハートの女王が巨体をゆすって追いかけて来るゾ。アリス、アリス…。
…とマァ、モチーフとした『不思議の国のアリス』ワールドは伝わっただろうか? これを玄関で見かけると、たいていのゲストはとても喜んでくれるのだ。メデタシ・メデタシ…でしょッ!
おっと、そういえばスタート地点の鏡の秘密をまだ明かしていない。そこには、また別の意味での現実が待っているのだが、それはいったい???