■ ご挨拶:第6回(1998年11月5日)■

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 本日のご来場、まことにありがとうございます。いよいよ『おたすけ忍風伝』の発売が目前となりました。現在のところ、11月12日に発売を開始するという日程に変更はありません。これを自信の現われと見るか、それとも楽観的な期待感と見るか、いずれにしても毎日が東京オリンピック前の突貫工事(←ふ、古すぎるゾ〜ッ!)のような状態であることは事実です。
 現段階で発売日程に変更がない以上、従来の最新情報で告知していた「発売1週間前より受注開始」を、予定どおりに実施することにいたします。ただし、あえて「イの一番」に入手したいという方以外は、あわてて申し込む必要はありません。何しろ、これまで開発にばかり時間を取られていたため、外へ向けて積極的に営業活動することができなかったからです。
 つまり、世間的に見れば「知名度ゼロ」に等しい…のです。注文が殺到して発送に数週間かかるなどという状況にならないことは、訪問者の総数を見れば一目瞭然でしょう。あわてなければならない要素は、どこにもないのです。ジックリと、腰を落ち着けてよく考えてからお申し込みください。
 何だか、購入を思いとどまらせたがっているかのような妙な「ご挨拶」になってしまいましたが、新日本プログラミングでは、この作品を通じて「一般ユーザーがゲーム制作を楽しめる」ようにしていくつもりです。ソフトハウスの枠に縛られずに孤軍奮闘する新日本プログラミングを、これからもどうぞ応援してくださるようお願い申し上げます。


〜〜〜〜 ちょっと一言ご挨拶(2010.1.14)〜〜〜〜

 これまた『おたすけ忍風伝』の案内のための挨拶でツマラナイ。というより、失敗に終わった企画を振り返りたくないというのが本音。なのに、しばらくはこんな内容が続きそう…ア〜ァ。
 そもそも「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、踏み出せば…」という性格に失敗は付き物なのだ。どう考えたって、全部がうまく行くわけがない。ただ、失敗を後悔するのではなく経験値としてレベルアップの糧にすればいい…という覚悟を表面に出していないだけ。この行間にある真意が体験談となってしまったのだから、どうにもこうにもカッコ悪い…。
 それに、正直なところどれほどの経験値になったのかも未だに不透明。確定しているのは、ゲームとして完成させたという自己満足だけかも…。