DOS/V版ゲームマシン語入門

初版発行日:1996年4月26日

税抜き定価:2524円

解説

基本的な内容/構成は、既刊の98版『ゲームマシン語入門』と同じ。ただし、98版で使用していたアセンブラ(MASM)は、日本では98用しか販売されていなかったため、ボーランド社のTurboアセンブラを使っている。
というのは、環境はすでにWindows時代に入っており、単体でのアセンブラはあまり必要としなくなっていたという背景がある。つまり、マシン語はコンパイラを補う形でしか使われなくなってしまったのだ。
いわば、単体アセンブラはインラインアセンブラとしてコンパイラに呑み込まれてしまったということ。このあたりにも、時代の流れを感じるのである。

発行元

株式会社新紀元社
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町2-5 KSビル
電話(03)3291-0961

ひとこと

本書ほど、数奇な運命をたどった書籍は珍しいかもしれない。何しろ、スタートは『マシン語ゲームプログラミング』MSX版だったのだから。最終的には、こうして形になったけれど、あやうく闇から闇へと消えるところだった。

備考

絶版!