初版発行日:1997年11月15日
税抜き定価:2800円 |
解説 |
雰囲気的には、いかにも応用50例の続編といった感じだ。しかし、内容のほうは一段とパワーアップしている。
その代表となるテーマが、迷路に関するテクニックだ。本格派の自動迷路作成から、それを視覚的にアピールする方法まで、いろいろと具体的に示されている。圧巻なのは、グルグリと立体的に動く迷路。市販のゲームでは見慣れた光景だが、アッサリとVisual Basicで実現しているのだ。
その他にも、だまし迷路の秘密や、迷路の暗転表示の仕組みなどが、手に取るようにわかるようになっている。
もちろん、こういった内容は全体からすればほんの一部。いろいろな画像変形やメーター類、あるいはフォントサイズの落とし穴など、必見の項目が目白押しなのである。本書を見ずしてVBを語るなかれ……とは、けだし名言といえよう。 |