
初版発行日:2003年7月5日
税抜き定価:2000円 |
解説 |
新日本プログラミングといえば、プログラミングに関連した書籍が定番だが、本書はパソコンの動く仕組みに迫ったユニークな一冊。といっても、そこにはマシン語の知識をベースにした解説がそれとなく織り込まれており、過去の経緯を知る者には懐かしさもある内容となっている。
全体の構成は、いわゆるQ&A方式という会話型スタイル。ただし、筆者好みの「言葉のお遊び」によるトークはまったくない。つまり、品行方正でマジメなのである。もちろん、最初からそんな純粋培養のような原稿があったわけではない。
では、それがどうしてこうなった……などと問うのは無粋というもの。こうなることが本書のたどる運命だったのであり、結果としてこうなってしまっただけなのである。
もっとも、これはこれで新境地を開拓したことになるし、マジメに読んでもらいたい分野であることは紛れもない事実。全パソコンユーザーの常識本として、広く世間に認知されることを期待されているのでありマス。
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